【ミニ四駆】油止めワッシャの使い方

油止めワッシャは、上級者にとって重要な部品として愛用され、ミニ四駆の速度向上につながる部品です。主に使用する場所は、駆動周辺「ギヤの位置出し調整」足周りの「抵抗抜き」をするために使用します。

油止めワッシャを入手する方法の記事はこちら

油止めワッシャを駆動周辺に使う方法

※今回は、ミニ四駆「VSシャーシ」を使用して説明させていただきます。

ミニ四駆は、ラジコンとは違いコースの壁に触れたり跳んだりしながら走行します。その際に、シャーシ内部に入っている「ギヤの平面部分」がギヤボックスと擦れたときに「抵抗」が起きるおそれがあります。またギヤ部品が左右に動いて他のギヤ部品との噛み合いが悪くなる恐れがあります。そこで、「油止めワッシャ」を使って修正や調整をします。

上記の画像は、アフター前の状態となります。今から油止めワッシャを使用してピンク色のクラウンギヤの位置出し調整を行っていきます。

位置出し調整手順1

左から620ベアリング、抑え止め、クラウンギヤ、油止めワッシャの順番で組み上げていきます。抑え止め部品は自作で制作します。

抑え止めの制作方法についての記事はこちら

※同じシャーシでも必ず個体差があるため油止めワッシャを追加したり、「1200番」ヤスリを使用して油止めワッシャの厚みを調整します。

【最終】油止めワッシャの使い方手順

アフター後は、アフター前に比べて ピンク色のクラウンギヤの位置がしっかり変わっていることが画像でわかります。

油止めワッシャを使ってホイールの回転の抵抗を無くす方法

ミニ四駆のホイールパーツは数多くの種類が存在します。選ぶホイールによっては、ホイール軸面が広いものがあるため、ホイール軸面の幅が広いと ベアリングと接触する面積が大きくなり抵抗が起きます。そこで「油止めワッシャ」を使用して少しでも抵抗を無くします。

ホイールの回転の抵抗を無くす方法の手順1

左から620ベアリング、油止めワッシャ、ホイールの順番で組み上げていきます。

ホイールの回転の抵抗を無くす方法の手順2

手順に沿ってシャーシに組み上げてから、下記の画像のように ホイールを回転させましょう。

【最終】ホイールの回転の抵抗を無くす方法

ホイールを回転させながら、シャーシを横や縦に振り続けても抵抗なく回転し続ければ良いです。

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